エゴン・シーレ

上野の東京都美術館で開催されている、
「レオポルド美術館 エゴン・シーレ展」に行ってきた。

エゴン・シーレ

エゴン・シーレ展2

www.egonschiele2023.jp

 

エゴン・シーレ(1890年 - 1918年)は昔から大好きな画家で、
以前、東京で開催された展覧会にも行った記憶がある。

bijutsutecho.com

 

28歳という若さで当時のスペイン風邪で命を落とした才能溢れる画家。
今で言う新型コロナみたいなものだろうか。
当時は今より情報は少ないだろうし、衛生環境も悪いだろうし、
もちろんマスクなんか無いだろうし、ワクチンだって無いだろう。

シーレがもう少しでも長生きしていたらと思う。
その後の彼の作品の発展を見たかった。
彼が亡くなった時は、作品が世間に認められて、
これから世界に向けて進んでいこうとしている、
まさにその時だったから。

当時としては新しい視点と表現方法で、独自の画風を確立し、
生きている間に若くして認められているから、
その点では幸福だったとは思うけど。

今回の展覧会では、エゴン・シーレを中心に、
その時代を共にした「新芸術家集団」の仲間達の作品展示もあり、
改めてウィーン世紀末美術、芸術家達のパワーの力強さ、
その魅力を感じることができた。

この「新芸術家集団」の展覧会告知ポスターの展示もいくつかあり、
これがまた最高のデザインセンスの良さで、引き込まれてしまう。

日本の展覧会としては珍しく、一部の作品について写真撮影が認められていた。
その中からいくつかを紹介。

1911年

「吹き荒れる風の中の秋の木(冬の木)」

「モルダ河畔のクルマウ(小さな街IV)」

最近は美術館に行くことも少なくなったけど、
改めてこのような展覧会に行くと、
その良さ、楽しさ、発見、そして自分の感覚への刺激などがあり、
また機会を見つけて色々と出かけたくなった。

「すべての芸術家は詩人でなければならない」