丸付き数字の入力はなかなか面倒。
(以下は、Mac 標準の日本語入力の場合)
例えば①から⑩迄はカナ変換で「いち」「に」「さん」・・・等で変換。
しかし⑪以上になるとこの方法は使えず、
⑪以上だと「まるすうじ」と打ってから、
キーボードの変換キー(スペースキー)を押す。
出てくるリストから丸数字を選ぶ。
また、リスト下部の「記号」を選べば、
丸付き文字に絞り込める。
しかし、この方法だと、リストから選ぶという作業が発生して、
結構面倒(番号順には並んでいない)。
もっと何か便利に入力できる方法はないかと色々調べた。
その結果、
「システム環境設定」→「キーボード」→「入力ソース」を表示させて、
「メニューバーに入力メニューを表示」にチェックが入っていることを確認。
メニューバーに「入力ソース名を表示」という項目が出てくる。
この状態で、メニューバーから「絵文字と記号を表示」。
右上の小さなアイコンで、表示を「文字ビューア」にしてから、
左リストの「数字」を選ぶと、丸数字が順番に並んでいるのので、
ここから選択。
確かにこれであれば、確実に丸数字を選択することはできるようになったけど、
なんだか手順が多い。。。
結局、一番面倒がないのは、単語登録しておいて一発変換。
登録するのが面倒だけど、一度登録してしまえば、すぐに出てくる。
例えば「じゅういち」→「⑪」等。
それでは、無料の「Google日本語入力」を入れたらどうなるのか?
これだと、「まる●●●」と打てば出てくる。
例えば「まるじゅういち」で「⑪」を一度選択しておけば、
次からはリストの上位に出てくる。
しかし、「じゅういち」だと出てこないので、
入力文字数を少なくするためには、やっぱり単語登録しておくしかないみたい。
登録の手間があるけど、
一度行えばずっと使えるので、単語登録ってのが最良なのか?
では、Windows ではどうなのか?
(Windows 標準の Microsoft 日本語 IME の場合)
これだと、「じゅういち」でも「⑪」が出てくる!
「にじゅう」でも「⑳」が出るじゃん!
なんということ、Mac もっと頑張れよ!
しかし、Windows だと丸数字は「⑳」まで。
Mac だと「㊿」まである。
ちなみに、これらの文字は機種依存文字。
「機種依存文字」とは、OSに依存する文字のこと。
Mac で出した丸数字は Windows だと文字化けするし、
逆もまた同じ。
なので、基本的にメールでは使えない。
(相手が同じOSだとわかっていればいいけど)
そういうわけで、Webサイトで丸数字を使う場合は、
HTMLで「数値文字参照」というコードを使う。
Webの世界ではOSは関係ないからね。
⓪=「⓪」
①=「①」
・
・
・
㊿=「㊿」
こんな感じで。このコードだと、「㊿」まであるんだね。
う〜む、なかなか奥深い丸付き数字でした。